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Supermicro、次世代直接液冷ソリューションDLC-2を発表最大20%のTCO削減を目指す
2025.05.21  10:42

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*データセンターの電力コストを最大40%削減
*エンドツーエンドの液冷ソリューションを提供することで、導入と稼働までの時間を短縮
*最大45℃の入口温度での温水冷却が可能になることで、水の消費量を最大40%削減し、チラーを効率化
*~50dBの低騒音データセンターを実現  

カリフォルニア州サンノゼ, 2025年5月20日 /PRNewswire/ -- Super Micro Computer, Inc.(NASDAQ: SMCI)は、AI、HPC、クラウド、ストレージ、5G/エッジ、グリーンコンピューティングをリードする、トータルITソリューションプロバイダーです。同社は、Direct Liquid Cooling(直接液冷/DLC)ソリューションに、サーバーの各種コンポーネントを冷却するための新技術を取り入れ、より暖かい入口温度に対応し、ワットあたりのAI性能を高める革新的な技術を追加したことを発表しました。新しく発表されたSupermicro DLC-2ソリューションは、空冷式と比較してデータセンターの消費電力を最大40%削減し、最先端の液冷AIインフラの導入と稼働までの時間を短縮し、総所有コストを最大20%まで削減することができます。コールドプレートでコンポーネントを全面的に覆うことで、ファンの回転数を下げ、必要なファンの数を減らすことができ、データセンターの騒音レベルを約50dBまで低減することができます。

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Supermicroの社長兼最高経営責任者(CEO)のチャールス・リアン(Charles Liang)は、次のように述べています。「液冷データセンターが全データセンター設置数の30%に達すると予想される中、現在の技術では、AIに最適化されたこれらの新しいシステムを冷却するには不十分であることに気付きました。Supermicroは、データセンターの電力と水の消費量、騒音、スペースを大幅に削減することで、イノベーション、グリーン・コンピューティング、AIの発展に貢献していきます。当社の最新の液冷ソリューションであるDLC-2は、データセンターの電力コストを最大40%削減します。」

詳しい情報はこちらをご覧ください: www.supermicro.com/liquid-cooling

Supermicroは、今回発表したDLC-2ソリューションをデータセンター・ビルディング・ブロック・ソリューションの一部として提供することで、データセンターのコストを20%削減し、液冷システムをより広く利用できるようにすることを目指しています。

新しい液冷アーキテクチャの重要なコンポーネントは、GPUに最適化されたSupermicroサーバーで、4Uのラックに8基のNVIDIA Blackwell GPUと2基のインテル® Xeon® 6 CPUを搭載しています。このシステムは、冷却水温度の上昇をサポートするように設計されており、CPU、GPU、メモリー、PCIeスイッチ、電圧レギュレータ用のコールドプレートが組み込まれています。これにより、高速ファンやリアドア熱交換器の設置が不要になり、データセンターの冷却コストを削減することができます。

最新の4UフロントI/O NVIDIA HGX™ B200 8-GPUシステムをサポートするDLC-2ソリューションは、ラック内冷却水分配ユニット(CDU)でラックあたり250kWの熱を除去し、垂直冷却水分配マニホールド(CDM)で高温の液体を除去し、低温の液体をサーバーに戻すことが可能です。ラックのスペースを削減することでより多くのサーバーを設置することが可能になり、床面積当たりのコンピューティング密度も向上します。縦型CDMは様々なサイズがあるため、設置するサーバーの台数やラックの本数に合わせて柔軟に対応できます。DLC-2ソリューションは、Supermicro SuperCloud Composer®ソフトウェアと完全に統合されており、データセンターレベルの管理とインフラストラクチャのオーケストレーションが可能です。

効率的な液体循環と、サーバーラックあたり最大98%というほぼ完全な液体冷却熱捕捉率により、入口温度を最大45℃まで上昇させることができます。入口温度が高くなることで、冷却水の必要性、チラーコンプレッサーの設備コスト、追加電力が不要になり、データセンターの水消費量を最大40%節約できます。

DLC-2ソリューションは、液冷サーバーラックやクラスターと組み合わせることで、データセンター・ビルディング・ブロックの一部としてハイブリッド冷却塔も提供しています。ハイブリッド冷却塔は、標準的なドライタワーとウォータータワーの機能を1つに統合したものです。これは、季節的な温度変化の激しいデータセンターでは特に有効で、リソースの使用量とコストをさらに削減します。

Supermicroは、グローバルな製造規模を持つ包括的なワンストップソリューションプロバイダーとして、データセンターレベルのソリューション設計、液冷技術、ネットワーク、ケーブル、データセンター管理ソフトウェア一式、L11およびL12ソリューションの検証、オンサイト展開、専門的なサービスとサポートを提供しています。サンノゼ、ヨーロッパ、アジアに生産施設を持つSupermicroは、液冷ラックシステムにおいて比類ない製造能力を提供しています。これにより、タイムリーな納品、総所有コスト(TCO)の削減、一貫した品質が保証されます。

Super Micro Computer, Inc.について

Supermicro(NASDAQ: SMCI)は、アプリケーションに最適化したハードウェアとトータルITソリューションのグローバルリーダーです。米国カリフォルニア州サンノゼで設立し、本社を置くSupermicroは、エンタープライズ、クラウド、AI、HPC、IoT/Edgeを含むITインフラストラクチャ市場に、いち早くイノベーションを提供することに取り組んでいます。当社は、サーバー、AI、ストレージ、IoT、ネットワークスイッチ、ソフトウェア、保守サービスを提供する、トータルITソリューションのメーカーです。Supermicroのマザーボード、電源、シャーシに至る設計の専門知識は、自社開発および生産の向上を可能にし、世界中のお客様に、クラウドからエッジまでの次世代のイノベーションを提供しています。当社の製品は、生産規模と効率のため、グローバルな運用を活用して米国、アジア、オランダにおいて、設計および製造しており、TCOの改善、環境への影響を減らすグリーン・コンピューティングを目指した最適化を促進しています。数々の受賞歴をもたらしている当社独自のServer Building Block Solutions®は、様々なフォームファクター、プロセッサー、メモリー、GPUなどのアクセラレータ、ストレージ、ネットワーク、電源、冷却方式(空冷や液冷)の組み合わせの中から、お客様に合った最適な構成を構築することが可能であり、アプリケーションとワークロードの最適化を実現します。

Supermicro、Server Building Block Solutions、We Keep IT Greenは、Super Micro Computer, Inc.の商標および/または登録商標です。

その他すべてのブランド、名称、商標は、それぞれの所有者に帰属します。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2686924/DLC_2.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1443241/5317906/Supermicro_Logo.jpg?p=medium600

 

(日本語リリース:クライアント提供)
PR Newswire Asia Ltd.

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