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*バッターニ氏がGrieciプレジデントと共に覚書に調印
【ローマ2024年11月11日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリアGeneral CommissariatとF.AGR.I. - Filiera Agricola Italianaは、来年の万国博覧会において優れた食品とワイン、農村観光を促進するための覚書に調印しました。
2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は次のように公表しました。
「本日、11万社のイタリア農業関連企業が参加するF.AGR.I.と私たちが調印した覚書は、一般の人々や投資を呼び込むことを目的としたもので、現地の生産チェーンとイタリアのアグリフード(農業食品)・観光システムの国際化を支援するための協定とパートナーシップの幅広いネットワーク構築に向けた、新しくて重要な一歩です」
同大使は「最近のG7農相会合で、イタリアと日本は農村経済分野での協力を強化する覚書に調印しました。アグリフードは引き続きイタリアの対日輸出の主要分野の1つであり、2023年には10億ユーロを超える規模に達しました。一方、私たちはF.AGR.I.との提携により、営農型太陽光発電の分野での重要な経験や、FAGRI TOURSによる農村社会に特化した観光も大阪・関西万博で紹介することができます」と続けました。
F.AGR.I.のナショナルプレジデントであるGianfranco Grieci氏は次のようにコメントしました。
「F.AGR.I.は、2025年大阪・関西万博のように大変有望なグローバルイベントで、イタリア産の食品とワインの素晴らしさを様々な組織や商業のレベルで紹介し、宣伝できることを誇りに思います。アグリフード、観光、アグロエネルギー(農業エネルギー)の観点からこのイベントに貢献することで、多くの人々にとってイタリアのシステムが基準として、再び地中海沿岸地域で中心的な位置を占めることになると確信しています。2025年大阪・関西万博で開催する、私たちの新しい見本市形式の「Mediterranean Wine & Food and Travel(地中海ワイン&フード&トラベル)」は、イタリアの小さな村々の農業と農村観光という大人気の組み合わせに初めてスポットライトを当てます。私たちは、日本の皆さまがこの新しくて環境に優しい休暇モデルを高く評価してくださると固く信じています」
「こうしたことから私たちは、イタリアパビリオンにF.AGR.I.が参加することを望んでくださった、2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使に感謝を申し上げたいと思います」
2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催されます。
イタリアは、建築家マリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏の設計によるパビリオンを出展し、「Art regenerates life(芸術は生命を再生する)」をスローガンに掲げます。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka