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UnionPay International(銀聯国際)とベトナムのNAPASがQR決済のアクセシビリティ強化へMOU調印
2024.10.16  11:45

 
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UnionPay International(銀聯国際)がベトナムのNAPASとMOU調印  

AsiaNet 200446 (1209)

【上海2024年10月16日新華社=共同通信JBN】10月13日、UnionPay International(UPI、銀聯国際)とベトナム国家決済株式会社(NAPAS)は、ハノイで基本合意書(MOU)に調印しました。両者は、中国・ベトナム両国のユーザー体験を向上させるため、クロスボーダーQRコード相互運用性に関する協力を深め、互いのネット​​ワーク上でUnionPay(銀聯)とベトナムの地方銀行アプリケーション/eウオレットによるQR決済を可能にすることで合意しました。調印式には、UnionPay International(銀聯国際)のDong Junfeng会長とNAPASのNguyen Quang Hung取締役会会長が出席しました。

Dong Junfeng氏は、中国の重要な金融インフラストラクチャーであり、世界をリードするカードスキームであるUnionPay(銀聯)は、独自の受け入れネットワークを改善しながら、オープンで包摂的なエコシステムを構築するために国際市場の決済ネットワークとの相互運用性を積極的に推進していると述べました。この提携モデルは、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国で広く実施されています。ベトナムでの今回の提携は最新の成果であり、中国人とベトナム人が国境を越えて移動する際に便利な決済サービスを提供し、両国が一帯一路構想の質の高い協力を促進するのに役立ち、中国の高水準の開放に貢献します。

2024年8月19日、中国とベトナムの中央銀行は、クロスボーダー決済の相互運用性などの分野で協力する取り組みを一層促進するためのMOUに調印しました。この枠組みに沿って、銀聯国際(UPI)はNAPASとの提携を深め、UnionPay(銀聯)ネットワークをベトナムのウオレットに対し大規模に開放する予定です。将来的には、ベトナムの地銀アプリとeウオレットのユーザーは、中国本土でUnionPay(銀聯)のQRをスキャンして決済を行うことが可能になります。

この提携は、UnionPay(銀聯)のサービス能力を強化してインバウンドとアウトバウンドの両決済をサポートし、中国へのベトナム人訪問者の決済を容易にするという点で重要です。さらに、地銀アプリとeウオレットをサポートし、国内市場だけでなくパートナー国でも使用を拡大することで、ベトナムの決済業界の変革の促進に役立ちます。また、近隣諸国の決済ネットワーク協力の模範となり、中国とASEAN諸国の間のネットワーク連携を新たなレベルに引き上げます。

ネットワークの相互運用性は、UnionPay(銀聯)の QRネットワーク向けの革新的な協力モデルであり、UnionPay(銀聯)とその国際パートナーが簡単な統合によって大規模な相互承認を迅速に実現できるようになります。このモデルは、開始以来、国際的な業界関係者に広く認知されています。これまでに、UnionPay(銀聯)は韓国、スリランカ、カンボジア、マレーシアおよびラオスのQRコードネットワークとの提携により、中国本土以外のUnionPay(銀聯)QR加盟店の数は800万店に増加し、規模が拡大するにつれてその効果が高まっていることが証明されています。

UnionPay(銀聯)の受け入れネットワークは、183の国と地域に拡大されました。中国本土以外では、6900万以上のオンライン店舗および実店舗がUnionPay(銀聯)カードをサポートしており、83の国と地域で約2億5000万枚のUnionPay(銀聯)カードが発行されています。特に東南アジアでは、90%を超えるATMおよびPOS端末でUnionPay(銀聯)が利用可能であり、ASEAN10カ国のすべてでUnionPay(銀聯)モバイル決済が利用できます。この地域では、合計5000万枚近くのカードが発行され、UnionPay(銀聯)を利用したウオレットが30以上立ち上げられています。ベトナムでは、加盟店のPOS端末の90%以上がUnionPay(銀聯)カードに対応し、6万店を超える加盟店がQR決済をサポートしており、複数の現地組織がUnionPay(銀聯)カードを大規模に発行し、UnionPay(銀聯)を利用したウオレットを立ち上げています。

ソース:UnionPay International