10月より発売、増産対応でメイジ・アメリカへ約41億円投資、当社No.1のグローバルブランドを目指す
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、当社が海外展開している菓子商品の中で一番人気のビスケット「ハローパンダ(Hello Panda)」ブランドより、新商品「ハローパンダ プレッツェル(Hello Panda Pretzel)」をグループ会社のメイジ・アメリカ(Meiji America Inc. 360 South Belmont Street, York, PA 17403, U.S.A.)から、2024年10月より発売します。
現在販売をしている「ハローパンダ」は、アメリカでは1990年代より販売を開始し、2015 年からアメリカにて生産を行っています。2017年以降、販路拡大とともにアメリカでの売り上げが約3倍※1に拡大しており、需要拡大に対応するため、約28百万ドル(約41億円※2)を投資し、「ハローパンダ」の生産能力の増強を進めています。2026年度までに2023年度に比べて約1.5倍の売り上げを目指します。
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1.「ハローパンダ」ブランドについて
「ハローパンダ」はパンダのイラストが描かれたビスケットの中にチョコレートクリームが入っているお菓子です。もともとは日本生まれの商品で、1987年に「こんにちはパンダ」という商品名で販売していました。現在は海外販売に限定しており、2024年9月より生産販売を開始した中国も含め、アメリカ、アジア、東南アジア、中東、ヨーロッパなどの約30カ国で販売しています。
このように海外で独自の成長を遂げてきた「ハローパンダ」ブランドより、今回新たに「ハローパンダ プレッツェル」を2024年10月からアメリカにて発売します。アメリカのプレッツェル市場は約4,200億円※3と推計され、人気が高いカテゴリーです。本商品はプレッツェルとチョコレートクリームの組み合わせで、甘じょっぱい風味をお楽しみいただけます。
【「ハローパンダ」の生産拠点】
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※新商品「ハローパンダ プレッツェル」については、まずは日本で製造してアメリカへ輸出し、販路の拡大を進めてまいります。
2.生産能力増強の目的
当社の米国での菓子事業においては、品質への評価と安全・安心への期待からビスケット事業が大きく伸長しています。今後もビスケット市場の拡大が見込まれるなか、生産体制を強化し、販売エリアを拡大することで「グローバルブランド」としてのさらなる確立を目指してまいります。当社が各国で培ってきたビスケットの製造技術やノウハウを生かし、商品をより多くのお客さまにお届けすることで、世界中のお客さまへおいしさ・楽しさをお届けしてまいります。
当社は、「明治グループ2026ビジョン」のもと、中長期的な企業価値向上の実現を目指しており、重点方針として「海外市場での成長基盤の確立」を掲げています。グローバル展開における生産体制を強化することで、独自価値の高い商品の定着や高付加価値商品の提供により、2026年度までに海外売上高比率10%以上を目指しています。
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【メイジ・アメリカの外観】
3.増強する生産拠点の概要
(1)所在地
メイジ・アメリカ サンタアナ工場
(2)増強する品目
Hello Panda
(3)投資金額
28百万ドル(約41億円※2)
(4)スケジュール(予定)
上記金額分について、2025年度中に増強予定
4.メイジ・アメリカについて
(1)事業内容
菓子の製造販売および輸入販売
(2)主な生産・販売商品
Hello Panda、Chocorooms、Yan Yan
■参考URL
https://www.meiji.co.jp/corporate/group/414_america.html https://meijiamerica.com/※1当社調べ(2023年度実績、2017年度比)
※2 1ドル= 148.25円(2024年10月9日時点)
※3 ユーロモニター