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AsiaNet 200425 (1200)
【ハンブルク(ドイツ)2024年9月30日新華社=共同通信JBN】太倉デー(Taicang Day)のイベントが26日、ドイツ北部の都市ハンブルクで開催され、参加者は中国とドイツが今後もウィンウィンの関係を維持できる多様な可能性を秘めているとことを強調しました。
上海に隣接する太倉市は面積が約800平方キロメートルで、中国では「ドイツ企業の故郷」として知られ、530社を超えるドイツ企業がここに集まっています。
Taicang Industry Zone(太倉工業区)が開催した太倉デーのイベントには、中国とドイツの経済界、ドイツ企業のリーダー、プロジェクト関係者など、約200人の代表者が出席しました。
在ドイツ中国大使館経済商務担当Zhai Qian公使は、太倉のストーリーは中国とドイツの経済貿易協力のウィンウィンの性質を完璧に例示していると言及しました。
「中国は新たな質の高い生産力の開発を加速しており、科学技術革新、グリーン・低炭素開発、クリーンエネルギー、循環型経済、デジタル経済などの新興分野で、中国とドイツの協力を拡大する大きな可能性があります」と公使は述べました。
ドイツ連邦議会のHans-Peter Friedrich下院議員はビデオ演説で、太倉は中国とドイツの経済関係の進展を象徴し、経済成長の新たな原動力を模索する拠点として役割を果たしていると語りました。
ドイツ連邦経済発展・対外貿易協会(Board of the German Federal Association for Economic Development and Foreign Trade)のMichael Schumann会長は「ドイツ企業は太倉に強力なパートナーを見つけました。このパートナーは新しいアイデアへの専門知識と開放性の両方をもたらしてくれます」と指摘しました。
「工業製造業、自動車部門、環境技術、再生可能エネルギーのいずれにおいても、相互利益の可能性は計り知れません。この協力は両国の雇用創出と経済成長を促進するだけでなく、現代のグローバルな課題に対処する上で極めて重要な技術の進歩とイノベーションを推進します」と同氏は語りました。
VAST LLCのKersten Janik社長は、「太倉に拠点を置くのは、中国の自動車市場に参入する最高の機会を提供してくれると信じているからです」と述べました。
同社長は「私は1990年に初めて中国で業務を開始しましたが、それ以来、中国の産業と社会の驚異的な発展を目の当たりにしてきました。この進歩に深く感謝しており、中国はドイツにとって完璧なパートナーであると信じています」と述べました。
ソース:Taicang Industry Zone