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江蘇の中国民俗音楽がライン川沿いに広がる
2024.09.24  17:57

 
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AsiaNet 200407 (1190)

【シュツットガルト(ドイツ)2024年9月24日新華社=共同通信JBN】9月18日、「Eternal Jiangnan(永遠の江南)」と題された中国民俗音楽のコンサートがドイツのシュツットガルトで開催されました。中国東部の江蘇省の演奏家が出演し、Jiangsu International Culture Associationが主催したこのコンサートは「Jiangsu Week of Chinese Folk Music(中国民俗音楽の江蘇ウィーク)」の重要なイベントでした。同時に、「The Grand Canal Meets the Rhine River(大運河がライン川と出会う)」と題された展覧会も開催され、中国とドイツの文化的なつながりを象徴しました。

エレガントな刺繍が施された中国衣装を着たHans Peter Graetherさんは、コンサートの聴衆の中でひときわ目を引きました。中国文化の熱烈な崇拝者を自称するGraetherさんは、中国をテーマにしたイベントに没入する機会を決して見逃さないと語りました。

Graetherさんは「コンサートはとても楽しく、好評でした。拍手には聴衆の高い評価がはっきりと示されていました」と述べました。

Graetherさんは、以前に学んだ中国語のフレーズをいくつか披露しました。「中国には100回以上旅行しましたし、江蘇省張家港市の会社で働いたこともあります。私は中国文化を深く愛し、中国の人々との交流に心から感謝しています。ドイツで中国関連の文化イベントがある場合には必ず参加します」と話しました。

今年は、江蘇省とドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の友好関係30周年に当たります。

江蘇省政府新聞弁公室のHu Zhu副局長は「このイベントが中国とドイツの間のより深い文化・人的交流の新たな始まりとなり、江蘇省とバーデン・ヴュルテンベルク州のパートナーシップを強化し、一層実りある成果につながることを願っています」と述べました。

コンサートでは、ドイツのバイオリン奏者、ウルリッヒ・エデルマン(Ulrich Edelmann)と中国の二胡奏者、朱昌耀(Zhu Changyao)による共演が行われ、モーツァルト(Mozart)の「弦楽セレナーデ ト長調」とともに中国の古典「梁山伯と祝英台」が演奏されました。彼らの演奏は観客を魅了し、会場の雰囲気は最高潮に達しました。

今回、エデルマン氏は初めて中国民俗音楽に触れ、彼に新しい世界が開かれました。

エデルマン氏は「中国の民俗音楽を演奏することになるとは、想像もしていませんでした。素晴らしい経験でした」と述べました。

この公演が成功を収めたことで、エデルマン氏は今後さらに多くの中国のオーケストラとの共演に強い意欲を示しています。「いつか、中国で演奏する日が来るかもしれません」と彼は付言しました。

ソース:Jiangsu International Culture Association