シェフラーが「InnoTrans 2024」に出展(ホール21、ブース430)
旅客輸送および貨物輸送に向けた信頼性の高い製品ソリューション
センサーを用いた予知保全ソリューションで、安全性と計画性が向上
鉄道アプリケーション向け車輪軸受の持続可能性に優れたリサイクルマネージメント
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ドイツ・ベルリンで開催される
国際鉄道技術専門見本市「Inno Trans 2024」で、鉄道輸送の未来についてディスカッションしませんか。モーション・テクノロジー・カンパニーであるシェフラーは、2024年9月24日から27日にかけて開催される当見本市に出展します(ホール21、ブース430)。シェフラーは、優れた信頼性と可用性を実現する製品ソリューションを始め、予知保全向けのセンサーを用いたシステムおよびデータモデル、効率性や持続可能性を高めるサービスなどを展示いたします。
「シェフラーがInno Trans 2024で紹介するポートフォリオは、持続可能性が鉄道セクターにおけるイノベーションの強力な原動力であることを改めて証明します」と、シェフラーで欧州鉄道事業部門のシニアバイスプレジデントを務めるミヒャエル・ホルツアプフェル博士は述べています。「技術の未来を切り開くシェフラーの製品とサービスが、エネルギー効率や資源の保全性、そして稼働率を大きく向上させます。このように、シェフラーはお客さまがご自身のサステナビリティ目標を達成するための支援を行いながら、お客さまの競争力強化にも戦略的に重要な貢献を果たしてまいります」。
信頼性と可用性を高める製品
高い信頼性とロバスト性を兼ね備えた製品は、鉄道輸送の高い稼働率と効率性を確保する上で非常に重要です。シェフラーはそれらを兼備する代表的製品として、車輪軸受「TAROL」をInno Trans 2024の主要展示品の1つとしてご紹介します。長寿命と極めて長い保守間隔で知られるこれらの軸受は、優れた低摩擦性を有し、機関車や地下鉄車両、路面電車をはじめ、旅客列車や高速列車、貨物および重量貨物列車などに最適です。
この車輪軸受「TAROL」は、お客さまの設計要件にカスタマイズし、それぞれのアプリケーション向けに製造します。例えば、それぞれの車両が必要とする最大積載量や輸送距離に応じ、軸受の寸法や材質を変更します。貨物輸送用機関車(クラスGG1)には、摩擦を最適化した特殊なシールをご用意しており、重量貨物列車(クラスK)用のバリエーションと合わせ、エネルギー効率に優れ、安全な車両の運行を確保します。
シェフラーの車輪軸受「TAROL」およびそのコンポーネントは、
AAR(米国鉄道協会)基準および欧州規格EN12080に準拠しており、米国、オーストラリア、インド、東南アジアなどの地域での使用に適しています。
データに基づく状態監視が実現する予知保全
シェフラーは製品のデジタルサプライチェーンのスタートポイントとして、コンポーネントを独自のレーザー刻印で識別する「データマトリックスコード(DMC)」を採用しています。このコードには、製品とその稼働に関するデータやメンテナンス情報を継続的に記録することが可能なため、当該製品のデジタルツインを作成し、状態監視や、より精度の高い保守間隔の予測・計画に活用することができます。
同時に、DMCはシェフラーがOEMサプライヤや鉄道運営業者との間でデータ交換を行う際の、デジタルレファレンスツールとしての役割も果たします。相互のデータベースを連携させて状態監視システムをセットアップし、既存の固定システム(鉄道沿線監視装置)のデータにアクセスすることも可能です。InnoTrans 2024では、スイスでフィジビリティスタディを完了したエントリーモデルをご紹介します。また、鉄道交通の安全性をさらに向上させる車両ベースの鉄道状態監視システム(RCMS)も展示する予定です。
経済性と持続可能性により優れた鉄道運営をサポートする軸受再生サービス
クローズドループシステムは、鉄道輸送の持続可能性に優れた運営の鍵となるアプローチです。シェフラーは、極めて高い評価を得ている軸受の再生サービスを開発し、再生の程度によっては、最大95パーセントの資源を節約することが可能です。同時に、シェフラーは「100%リターンサービス」をモットーに、再生軸受にも新品と同等の品質と安全性、そして補償をお客さまに提供しています。シェフラーは、鉄道業界のCSRイニシアチブ「Railsponsible」の正会員として、鉄道業界のサステナビリティ向上に向け尽力する決意を、改めて明言いたします。
Inno Transで初披露となるもう1つの製品が「Smart Maintenance Tools(旧称Bega Special Tools)」です。
当製品が加わったことで、シェフラーの製品群は持続可能性に優れた製品・サービスから、軸受再生、メンテナンスまで、包括的なアプローチをご提供するポートフォリオとして完成しました」。
Inno Trans 2024でのシェフラーの展示に関する詳しい情報については
こちらをご覧ください
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シェフラーの車輪軸受「TAROL」およびそのコンポーネントは、AAR(米国鉄道協会)基準および欧州規格EN12080に準拠しており、米国、オーストラリア、インド、東南アジアなどの地域での使用に適しています。
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Inno Transでシェフラーは「Smart Maintenance Tools (旧称Bega Special Tools)」を公開します。当製品が加わったことで、シェフラーの製品群は持続可能性に優れた製品・サービスから、軸受再生、メンテナンスまで、包括的なアプローチをご提供するポートフォリオとして完成しました。
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写真 シェフラー
シェフラーグループ – We pioneer motion
シェフラーグループは、75年以上にわたり、モーション・テクノロジーの分野で画期的な発明と開発を進めてきました。電動モビリティ、CO₂効率に優れたドライブシステム、シャシーソリューション、インダストリー4.0、デジタル化、再生可能エネルギーに関する分野で革新的な技術、製品、サービスを提供するシェフラーグループは、ライフサイクル全体にわたり、モーションをより効率的でインテリジェントかつ持続可能なものにするための信頼できるパートナーです。モーション・テクノロジー・カンパニーであるシェフラーは、パワートレインとシャシー用の高精度コンポーネントやシステムのほか、多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを製造しています。シェフラーグループの2023年の売上高は163億ユーロでした。約84,000人の従業員を擁するシェフラーは、世界最大級の同族企業であり、ドイツで最も革新的な企業の1つです。
シェフラー、鉄道輸送向けに最大限の信頼性と持続可能性、可用性を実現する技術およびサービスを紹介 | プレスリリース | シェフラージャパン (schaeffler.co.jp)