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AsiaNet 200357 (1162)
【宜賓(中国)2024年9月3日新華社=共同通信JBN】9月1日から2日にかけて、四川省人民政府(People's Government of Sichuan Province)が主催し、宜賓市人民政府(People's Government of Yibin City)と四川省経済情報局(Sichuan Provincial Economic and Information Department)が共同開催する2024年世界パワーバッテリー会議(2024 World Power Battery Conference)が中国南西部の四川省宜賓市で開幕しました。
アラブ首長国連邦がこの会議の主賓として招待されました。会議の期間中、6つの特別会議、2つのオンラインライブのハイエンドインタビューと、成果展示会が開催されました。そのうち、特別会議では主に、先進バッテリーの最先端テクノロジー、新エネルギー貯蔵、新エネルギー産業チェーンとサプライチェーン、パワーバッテリーの品質向上、パワーバッテリーの安全で効率的な輸送などのトピックが取り上げられました。展示会では、新エネルギー車両とパワーバッテリーの新テクノロジーおよび製品、電動工具、低空経済(low altitude economy)、ヒューマノイドロボット、電動船舶などの最先端の応用シナリオの紹介に重点が置かれています。
会議で発表されたデータによると、2023年の中国の新エネルギー車両の生産台数と販売台数は、それぞれ958万7000台と949万5000台に達し、前年比でそれぞれ35.8%と37.9%増加しました。新エネルギー車両の急速な成長は、パワーバッテリー産業の急速な発展を牽引してきました。
四川省は近年、世界的なグリーンおよび低炭素化トランスフォーメーションを背景に、前向きな計画を策定し、パワーバッテリー産業を精力的に発展させてきました。中国のパワーバッテリー産業初の大イベントである世界パワーバッテリー会議は、2022年に四川省で初めて開かれて以来、3回連続で開催され、一連の新しい技術と新しい製品が発表され、多くのプロジェクトが成功裏に実施され、業界のコンセンサスを効率よく構築し、産業集積を促進し、グリーン開発を支援してきました。
宜賓市は四川省のパワーバッテリー産業の発展の主な担い手として、2019年から大手パワーバッテリー企業の進出と上流・下流支援企業を誘致してきました。同市はまず、上流原材料から、部品、パワーバッテリーセル、新エネルギー車両、電池リサイクル・再利用に至るまで、パワーバッテリーのグリーンクローズドループの完全な産業チェーンエコシステムを構築し、中国で最も完成度の高いパワーバッテリー産業チェーンと最も強力な支援協力能力を備えた地域の1つになりました。
2023年、宜賓市のパワーバッテリー販売量は96GWhに達し、中国の15%以上を占め、産業チェーン全体の生産額は1000億元を超えました。今年1月から7月まで、宜賓市のパワーバッテリー産業は544億9400万元の生産額を達成し、付加価値は前年比10.4%増加しました。
ソース:The People's Government of Yibin City