~ブランドは既存顧客の消費機会と頻度の拡大、既存カテゴリーの外にいる消費者をどう獲得すべきか?~
2024年8月28日
合同会社カンター・ジャパン
KANTAR (本社:イギリス・ロンドン、日本法人:合同会社カンター・ジャパン、東京都渋谷区)は2024年9月18日(水)12:00~13:00にブランド担当者およびブランド戦略担当者に向けた 「FIND NEW SPACE - ブランド成長とイノベーションを生み出すモーメント戦略ウェビナー」を開催いたします。
<ウェビナー概要>
浸透度を高めればブランドは成長すると言われていますが、KANTARのブランド成長フレームワークBlueprintのエビデンスによると、新たな購入者を獲得することは、顧客規模が小さなブランドの成長機会の80%を説明するのに対して、顧客規模が大きなブランドの場合は10%しか説明しません。
大きなブランドの残りの90%の成長は、既存顧客の消費機会や頻度の拡大、および、既存カテゴリーの外にいる人たちの獲得となってきます。そのため、大きなブランドがさらに成長していくには、より多くの消費機会やそこでのニーズをカバーできるように商品ポートフォリオを広げる、カテゴリー・エントリー・ポイントを拡大する、カテゴリー自体の再定義を行って周辺カテゴリーに参入する、または、サブカテゴリを形成する、といった拡大戦略をとることが一般的です。
しかし、このような拡大戦略を通じて、ブランドを成長させることは容易ではありません。例えば、新商品をポートフォリオに加えることでその商品は短期的に売り上げを伸ばすことはできても、ブランド全体としては数字が伸びなかったというようなことが起こりえます。実際、大きな需要が期待されたイノベーションアイデアの40%は、ブランドの弱体化を引き起こしていることが分かっています。
では、どのように新たな成長領域を見つけて、そのサイズや成功可能性を判断すれば良いのでしょうか。有効な一つの方法として、消費者の生活の中にある場面やシーンを切り取った「モーメント」に着目する消費者理解のアプローチがあります。その際に重要となる考え方は以下の3点です。
1. 一般的なニーズではなく、特定の「モーメント」に紐づくニーズを把握する
2. その中で、理想と現実のギャップが存在する「モーメント」を探す
3. 現在展開しているカテゴリーの外にある「モーメント」もカバーする
本ウェビナーでは、KANTARのブランド成長フレームワークであるBlueprintの概要と共に、既に大きなブランドがさらに成長していく際に重要となる「モーメント」における消費者理解の重要性と、それを把握するための調査ソリューションMATRIXを皆様にご紹介します。
<開催概要(聴講は無料です)>
タイトル :
~ブランドは既存顧客の消費機会と頻度の拡大、既存カテゴリーの外にいる消費者をどう獲得すべきか?~ FIND NEW SPACE - ブランド成長とイノベーションを生み出すモーメント戦略ウェビナー
日時 : 2024年9月18日(水)12:00~13:00
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登壇内容(予定):
1. 新しい領域を探す前に確認すべきこと
2. モーメントがなぜ大事なのか
3. モーメント戦略調査MATRIXの紹介
登壇者
【画像:
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カンター・ジャパン
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カンターの「BrandZ Top 50 Most Valuable Japanese Brands 2024」は、日本のブランドに関する最も明確で堅牢なランキングです。このランキングは、137のカテゴリーにわたる1,833のブランドについて、68,000人以上の回答者の意見をもとに作成されています 。
● 日本発のブランド、かつ財務情報が公開されている。
● 日本の証券取引所に上場する企業が所有するブランドで、かつ売上の50%以上が日本である。
● 当該ブランドが少なくとも20%の収益をBtoBから得ている。
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