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【アムステルダム2021年5月12日PR Newswire=共同通信JBN】
*シーズンチケット所有者全員が「アヤックスのかけら」を取得
スタジアムにサポーターがいない異例のサッカーシーズンを終えて、アヤックス(Ajax)はチャンピオントロフィーを溶かして、4万2000個の小さいチャンピオンスターを作ることにした。本日以降、シーズンチケット所有者はチャンピオントロフィーの分け前、あるいはアヤックスが言う「アヤックスのかけら」を受け取る。これによって、クラブはチャンピオンシップと35個目のトロフィーをファンと物理的に共有することが可能になる。
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https://mma.prnewswire.com/media/1508291/Tadic___Piece_of_Ajax.jpg最高責任者のエトヴィン・ファン・デル・サール(Edwin van der Sar)氏は「われわれは今シーズン、ほとんどファンなしにプレーせざるを得なかった。そう、少なくとも彼らはスタンドに座っていなかった。それにもかかわらず、われわれは毎週彼らのサポートを感じた。スタジアムに向かう途中で、ソーシャルメディアで、そして個人的接触で。以前、われわれが『このタイトルは皆さんのため』と言ったとき、ファンのためどうやっていたか表現したが、トロフィー共有はわれわれの真の姿の究極的な証明である。激動の年を終えて、ファンがチャンピオンシップの一部を必ず感じるようにしたい」と語った。
サポーターなしにプレーすることは、プレーヤーも違和感がある。アヤックスのドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)主将は「無観客のスタジアムでプレーすることは、独特の雰囲気があるヨハン・クライフ・アレナ(Johan Cruijff ArenA)とは比べられない。われわれはここアムステルダムに、全試合にサポーターがいなくて本当に寂しかった。だから、このタイトルをファンにささげたいし、彼らの前で再びプレーする日が待ち遠しい」と話した。
アヤックスは今シーズン、エールディヴィジの34試合中30試合を無観客のスタジアムでプレーした。アムステルダムを本拠とするチームはKNVBカップとエールディヴィジの両タイトルを獲得した。
シーズンチケット所有者全員が重さ3.45グラムのスターを手にする。このうち0.06グラムはトロフィーを溶かしたものである。
写真説明:
*アヤックスがファンのためにトロフィーを溶かす
*チャンピオンスター4万2000個の1つを持つアヤックスのドゥシャン・タディッチ主将
ソース:AFC Ajax