Zymo ResearchのLaboratory Information Systems(実験室情報システムズ)ディレクター兼VirSieve(TM) Pipelineプロジェクト責任者であるMichael Weinstein博士は「Zymo Researchはこれまで、CalREDIE公衆衛生報告システムを通じてCOVID-19検査結果を提出するためのオープンソース・クライアントであるZymo Research Transmit Programのようなパブリックソフトウエアツールを開発してきた。VirSieve(TM)は、世界中のパンデミック対策に最大限のサポートを提供するためのZymo Researchの継続的取り組みの一環である。VirSieve(TM)は下水のSARS-CoV-2ウイルス変異株の追跡だけでなく、将来の公衆衛生の取り組みのために他のウイルスに対しても使用される潜在性があると考えられる」と語った。
Zymo Researchの有給講演者で、WorldQuant Institute for Quantitative Prediction共同ディレクター、Weill Cornell Medicineの生理学・生物物理学教授であるChristopher Mason博士は「臨床検体や下水から間違いのない変異株を得ることは、その他の全てのウイルス変異株との関係におけるウイルス株の適切な配置にとって重要であり、病原体追跡の取り組みの基礎となる」と語った。