海外リリース
LONGiが「ネットゼロ」の世界実現のための世界的取り組みとしてClimate Week NYC 2020に参加
2020.10.20 11:47
AsiaNet 85857(1740)
【西安(中国)2020年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】中国・西安を拠点とし、世界をリードする太陽光発電技術企業のLONGiは、RE100イニシアチブの新メンバーとして今年、2020 New York City Climate Week(2020年ニューヨーク市気候週間)中に初めて参加した。LONGiは、今年のRE100 Leadership Awardsにノミネートされた100%再生可能エネルギーにコミットする世界で最も影響力のある企業リストの中の1社でもある。
LONGiのLi Zhenguo創業者兼社長は、この今年の最も影響力のある国際的気候変動イベントの開会式で講演するよう招待された。Li氏は中国企業と大手PVメーカーを代表する唯一のビジネスリーダーとして、太陽光技術が世界の気候変動への取り組みにどのようにサポートしているかに関する同氏のビジョンを述べ、進歩的な技術とコスト削減によってクリーンエネルギーをより手頃な価格でアクセスしやすいものにするというLONGiのコミットメントを再度強調した。
Li氏は「ネットゼロ世界の将来にマッチしたビジネス戦略」と題したパネルディスカッションにも招かれた。これにはユニリーバの最高サプライチェーン責任者のMarc Engel氏、ENGIE Impactの最高経営責任者(CEO )Mathias Lelievre氏、ハーバードビジネススクールのRebecca M. Henderson 教授らのビジネスリーダーも参加し、Climate GroupのCEOであるHelen Clarkson氏が司会を務めた。
Li氏は「太陽エネルギーの価値は依然、過小評価されている」とコメントした。LONGiは過去10年間にわたり、PV発電の「均等化発電原価(LCOE)」の削減に取り組んできた。太陽光発電がより安価でアクセスしやすくなり、エネルギー貯蔵技術がさらに成熟するにつれ、PVは従来のエネルギー源と比較して競争力が高まるだろう。Li氏はまた、クリーンエネルギーを使用してクリーンエネルギー製品を製造するというLONGiのイニシアチブである「Solar for Solar」についても触れた。
Li社長はパネルで、LONGiが環境政策に影響を与えるためにどのような行動を取っているのかと尋ねられ、「LONGiが新工場の場所を検討する際、地域のエネルギーミックスに占めるクリーンエネルギーの比率は当社の決定の重要な要素である。クリーンエネルギーの割合が高い場所に工場を開設するのをいとわない。例えば、クリーンエネルギーが現在、その地域の送電量の92%を占めている中国・雲南省のような地方がこれに当たる」と答えた。
LONGiは、クリーンで再生可能なエネルギーおよびRE100イニシアチブへのコミットメントにおいて、2028年までにグローバルな事業で100%再生可能電力の使用を達成することを約束している。Li氏は、LONGiは製造をより環境に優しいものにするための独自の取り組みに加え、サプライチェーンパートナーと顧客がともにRE100イニシアチブを実現するよう奨励すると語った。
クリーンエネルギーがより安価でアクセスしやすくなるにつれ、エネルギー貯蔵、水素エネルギー、スマートグリッド、水リサイクリング、海水淡水化などの部門は、より広範なエネルギー転換の一環として急速に発展するだろう。Li氏は、そのような変化は将来、変革的成長を引き起こすだろうと付言した。
LONGiは1週間にわたるこのイベント中に、バーチャルオンライン展示で最新の技術と製品の提供をシェアし、グリーンエネルギー移行とPVセクターの将来のトレンドに関するLONGiの戦略を報道機関と共有した。
▽LONGiについて
中国・西安を拠点とするLONGiは、PV製品の製造と太陽光発電技術ソリューションの提供に注力している。同社の製品は、ウェハ、セル、モジュール、PV太陽光発電装置から太陽光発電システムまで多岐にわたる。LONGi Groupは、2019年に約83億8000万米ドルの資産と46億5000万米ドル超の年間売上高を擁するグローバル企業に進化してきた。
ソース:LONGi Solar