NCCN最高経営責任者(CEO)のRobert W. Carlson医学博士は「NCCN Distress Thermometerは、がんの治療を受けることが誰にとっても苦痛であることを認めている。この単純な処方箋は、患者がどのようにうまく対処するかを医師に分からせる簡単な方法を示している。4以上の得点はさらなる診断と処置の可能性を示すことが分かった。指標は、患者の苦痛の原因が実際問題か、家庭問題か、情緒的問題か、精神的・宗教的懸念か、肉体的問題か、あるいはこれらの組み合わせかを医療提供者が判断する手助けとなる対応リストを挙げている」と説明した。